配色についての考え方

美しく色をコーディネートする、というのは

古い時代から、現代にいたるまで

人間が関心を抱いてきたテーマということができると思います。

古代ギリシャ哲学者は

どのようにすれば、だれが見ても美しく配色できるか?」

を考え秩序性や法則性を考えてきました。

そして現代でも、その理論は活用されています。

もちろん色の好みは人によって違いますし、

また同じ人でも

「昔は赤が好きだったけど、今は青が好き」というように

好みが変わることは当然あります。

しかし、古代の人からずっと考えられてきた、

その法則やルールはやはり無視できないものがあります。

100人いたら100人全員、、ではないにしろ

多くの人が美しいと思わせられる美しさというものが

確かにあり、

現代でも、そのルールを基本に考えながら

最新の配色提案がそれぞれの分野で行われています。

それは

単なる個人の感性だけだと、

どうしても同じような色の組み合わせになって、

マンネリ化することもありますが、

こうした客観的なルールに従うことで

より幅広く、そして色を自在に操れるようになることができます。

色彩検定の配色の問題

色彩検定は色の試験なので、当然配色の問題が出題されます。

そして2級になると、たくさんの配色技法があり

似たような名前なので、

どれがどれかわからなくなってしまうことも多くありますが、

整理しながら覚えていきましょう。

最終的には

その配色名を言われた時、

ぱっとその具体的な色の組み合わせのイメージができると

問題も解きやすくなります。

ドミナントカラーといわれたら

のように同系色でまとめた配色!のようにです。

まずは、基本的な内容を動画にまとめたので

ご確認ください。

いかがでしたか?

配色は理論だけを理解しても

実際にそのルールにのっとって色を選べなくては

意味がありません。

配色練習をしながらしっかり理解していきましょう。