あなたは子供の頃、どのように褒められることが多かったですか?
「かわいい」「かっこいい」「おとなっぽい」「おちついている」「おとなしそう」などなど、、このような誉め言葉は、自分の性格というよりは、むしろ自分の見た目の印象で言われることが多いと思います。
そして、そうした自分の印象は色素といって肌や髪、眼の色や質感で決まりその色素こそが、自分の似合う色の一番大きな原因になります。
ここでは、その色素と似合う色を着た時の印象について説明していきます。
自分の色素を人と比べることはないので、自分自身の色素についてを良く知っている人は少ないんですよね!
第一印象は3秒から10秒で決まる。
実際、第一印象は3秒から10秒ぐらいで決まるといわれています…。そして、もちろんそんな短い時間で、自分の性格や人柄が他人にわかるわけはありません。
つまり初めて出会った時の印象というのは、あくまでもその人の外見からくる印象なのです。
自分の印象は自分の色素で決まる!
人に与える自分の第一印象は自分の色素によって決まります。
例えば、肌がつやつやして目力がある色素の人は、元気で若々しい印象を人に与えます。
そして、肌が繊細で目がやさしい色素の人は、やさしく穏やかな印象を人に与えます。
このように「自分はこう見せたい!」という、自分の気持ちや意図的なところとは、全然別な要素、そう、自分が本来生まれ持った色素によって、自分の印象を人は勝手に思ってしまうのです。
そして似合う色は、その人の色素の良いところをより強調して見せてくれます。
例えば、若々しい印象の色素の人が、元気なイメージの色を着ると、その人の魅力となっている若々しさを、一層強調して、より元気で若々しい印象を人に与え魅力的にアピールしてくれます。
逆に、そういう若々しいつやつやした色素の人が、ソフトで落ち着いた色を着ると、すごーく老けて、地味~に見えてしまうんです!
これが色の怖いところ!苦手な色はその人の魅力と逆の見え方をするんです!
自分の外見としての魅力を知って自分らしく自己演出しよう!
このように、似合う色というのは、その人自身からくる色素による魅力をより強調して、その人らしさをよりアピールしてくれる色というものになります。
例えば、色素的にかわいらしい印象の人(紅色の頬をして、つやのある肌や髪、目力のあるような色素の人)が、かわいいイメージの色を着ると、その人のかわいらしさが強調されます。
また、色素的にシャープでかっこいいイメージを与える人(切れ長の眼に肌がしっかりしている色素の人)が、シャープでかっこいいい色を着ると、よりその良さが強調されます。
それに対して、「苦手な色」は自分の色素にはない要素の色となので、他人から見ると、違和感や不自然な感じがして、悪い印象が強調されるので、初対面の印象が悪くなってしまうことになります。
自分の外見としての魅力を、自分が理解して把握し、その自分の持ち味を生かしてその良さを強調する似合う色を使うことで
自分らしさを演出することができることがパーソナルカラーの一番の楽しみであり魅力です!
似合う色を知ることは、まず自分の色素の特徴や、その色素によって、自分は人にどのような印象を与えるのか、という自分本来の魅力を知ることからスタートします。
苦手な色は着てはいけないわけではない
ここまで書くと、「苦手な色を着てはいけないのでは??」と思う人も多く、実際そのように説明するカラーコーディネーターも多いようです。
しかし、自分の色素の特徴を知って、自分の演出方法がわかることで、苦手な色も自分らしく着こなす工夫ができるので、苦手な色を着てはいけないわけではありません!
自分の魅力を再発見する人も多いパーソナルカラーは、とても面白い勉強内容。
おしゃれに興味ある人や、自分がどのような印象を人に与えているかを知りたい人はおすすめの勉強内容です!
ぜひあなたも自分の本来の魅力を知るためにパーソナルカラーの勉強にトライしてみてくださいね